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新版Kizurizm: 200705

新版Kizurizm

Archive [ 200705 ] 記事一覧

NHKドラマ『柳生十兵衛七番勝負 最後の戦い』最終回

● さて、いよいよ最終回となりました。今回は十兵衛が斬って斬りまくる爽快な展開かと思っておりましたが、母と嫁の語りが重なってちょっとげんなりすることに。それよりも何よりも慶安の変短ッ! あれだけ大勢いたのに駿府は十兵衛単身で決着がつくなんて……。正雪の最期は名演技もあいまってなかなかよかったと思うのですが、いかんせんアッサリしすぎかなあ。忠弥との対決も、BGMが「ズンジャジャジャン」という戦闘シーンのテ...

映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』

● わはははははははははは! これはひどい、ひどいったらありゃしない。 ジャッカス+マイケル・ムーアというのはその通りなのですが、私としては筒井御大の下品な人々を描いたえげつない短編に似た味わいを感じた一本です。下品なオッサンを描くのに通りすがりの女性に「ねえちゃん、なんぼや?」は万国共通なのだ、わはははははははははは! 自分としてはツボにはまりましたが、ジャッカス同様映画だと思ってみるとまったく...

映画『ロード・オブ・ウォー』

● 『ブラッド・ダイヤモンド』つながり。"血のダイヤモンド"は現場でこう使われているということもわかる映画です。 平行して『BLACK LAGOON』を見ていたりするわけですが、考えてみればラグーン商会やリップオフ教会が関わっているのも武器密売なわけだわな……なんて思ってみたり。 レヴィやエダのような悪党が銃をぶっぱなし、殺し合っているぶんならば、密売武器の運用としてはナンボかマシです。少年兵やゲリラが手にしてバ...

デートムービーという名の都市伝説ならよかったのに

● 『300』、『アポカリプト』、『ボラット』、『舞妓haaan!』などなど期待作が待ち受ける今年の夏。わくわくしながらレビューを見ていますが、当然好みが別れるので酷評もあります。滅多に動じない私も思わずのけぞったレビューが。 流石にまるまる引用するのは憚られますが、『アポカリプト』をデートで見て、帰り道で選んだ彼氏と別れてやったという内容。よく「デートムービーには向いていないから注意」なんて話は耳にするけ...

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』

● さて、忠告しましょうか。「ユンファ兄貴目当てに行くのであればやめておけ」。これに尽きます。『ブレイド2』ド先生の悲劇再び! とでもいいますか。しかしド先生のスノウマンは無茶苦茶格好良かった。ユンファのサオ・フェンはいいところなしだ! 同じ中国系海賊ならば、チョイ役のミセス・チンのほうがいい役だった気がします。● ユンファ兄貴がどうでもよろしい方向けの感想をば。三部作にありがちな、だんだんグダグダ...

上京総括! オフレポなど

● 研修目的で上京しました。東京と大阪、どちらがいいとなれば街としては後者ですが、断然知人友人が多いので東京はやはりいいものです。 宿は親戚宅を転々と。いとこが知らぬ間にギャルになっていたり、ビールを盗み飲みする丈夫になっていたり、そんなデカブツなのに可愛らしかったり、いろいろな感慨が。気合い入れてマスカラをつけるというのは時間がかかることなのですな。 三日目は母の親友宅にお邪魔しました。猫ちゃん...

隆慶先生+原哲夫『影武者徳川家康』

● 『SAKON』の前に読むべきでした。作者の左近熱が昂じた結果があの作品なわけであり、いわば本作とあの作品は双子です。 双子といえど味わいは結構違います。原作を比較的忠実に追っている本作と、アレンジしまくりの『SAKON』。で、どちらが少年漫画としておもしろいかとなれば、断然弟『SAKON』なのでした。● 『影武者』は週刊、『SAKON』は月間連載だったわけですが、逆のほうがよかったかなあみたいな印象が。慶次と比較し...

NHKドラマ『柳生十兵衛七番勝負 最後の戦い』第六回

● いよいよ母の待つ紀州へ向かう十兵衛一行。カッコイイオヤジ、木村助九郎がありがたいアドバイスをするも、聞かずに乗り込んだ結果、思わぬ惨劇が……親父殿の亡霊に十兵衛を張り倒して欲しくなるッ!● まあ、サブタイトルの時点で兄弟対決は予測できましたが、叔父貴まで手にかかるとは思わなんだ。1シーズンからのレギュラーを、こんなくだらない散らせ方していいのですか。受信料払いたくなくなるような展開です。 兄弟対決...

隆慶先生+原哲夫『SAKON』

● 漫画喫茶でムラムラときてうっかり全巻読破しちゃったんだから、もう〜! 何この私のための漫画はーッ? というくらい好みでした。原作からSAKON左近サコンと呪詛のごとくつぶやいていたからもう。ちょっと若すぎるような気もしますけれども。というか、二郎三郎の回想シーンでも、筒井順慶戦の回想シーンでも、まったく今と変わらない左近様なのでありました。ポイント1「左近様が変」 年齢不詳なところはもう突っ込まない...

筒井康隆『笑犬楼よりの眺望』

● なんだかんだで更新しておりますがな。 断筆宣言十年前から宣言までのエッセイ。世の中悪くなっているといわれていますが、少なくともいじめにしろ少子化にしろ、ここ数十年ではたいして変わっていないと再確認できます。 が、確実によくなっていることがあります。それはなにか? 筒井御大の映像化に関してです。まあ、昔からドラマや映画になってきたけれども、『パプリカ』をドンピシャで作ったりできるんだから、やっぱ...

ブログ更新停止します

 所用のため、日曜あたりまで更新頻度が下がりますのでご了承を。 といってもネカフェで更新しちゃいそうだな〜。緊急の用事は携帯かmixiでドゾー。...

今週のY十M おとねの眼光

● さて、三手に別れた十兵衛と沢庵一行。沢庵和尚は大胆にも若松城側で手鞠歌を口ずさんでおります。なんとも愛くるしい子供と歌うその歌詞はなんともブラック。いや、もろにバカ殿と七本槍をDISる歌なのでした。 それにしても今週は枠外の説明が多いですね。確かに原作でも注釈が多めのところですが、『週刊モーニング』の『へうげもの』と比較して、この作品(というかヤンマガか)の読者層はあんまり時代劇に馴染みがないんだ...

マンソン閣下の新作は6/6発売だ!

 ……というわけで、今聞いているリンキンパークの新譜に飽きたらでいいや、と思っていた閣下の新譜。俄然買う気になりました。 というのも例の猟奇事件関連の報道がきっかけ。まあ、私はテレビを見ていないので実際どう報道されているかはわかりません。 「でもビースティーじゃパンチ弱いなあ、と思っていたらマンソンだよ!」という報道の仕方らしく失笑。その道は既に『ボウリング・フォー・コロンバイン』で通過してますよ。...

山口貴由『覚悟のススメ』愛蔵版三巻

● 前半は「結構普通の少年漫画的展開だなあ」と読んでいましたが、散様が異常すぎて鼻血吹きそうになりました。人間の尊厳や衛兵隊長も素晴らしいのですが、そんなわけで愉快な散様サイド中心に。・見開き薔薇を背負って登場する御添寝役。うしろの四人はあからさまにアシスタント絵なのがちょっと泣ける・ごめん、御添寝役はずっと薔薇しょってたわ・そして覚醒した散様のカリスマに酔いました。こんな御方ならそりゃ皆愛に燃え...

戸部新十郎『忍法水滸伝(下)魔境大乱』

● 昨日、この作品の上巻がいまひとつと書きましたが、実はあの作品はデビュー作だったそうです。ああ、納得。作品の時代背景も二十余年隔たっていますが、作品の練達度もまったく違っております。正直、同じ作品としてまとめるのはやはり無理があるかも。● そんなわけでこの下巻。宗矩十兵衛の柳生父子を中心に、蘇り戻ってきた豊臣一族、さらには島原の乱を絡めたなかなかの佳作。『魔界転生』、『サラン』あたりとまとめて読む...

今週の『風林火山』

 会社の飲み会で、必死になって「もしも武田家主従がケーキバイキングに行ったら」という物まねを、一人五役くらいでやっている夢を見ました。我ながら、バカだ……夢でよかった。正夢にならんように、と。● このドラマにおける眼帯は既に求愛アイテムというか。陣羽織も素晴らしいけれど、あの眼帯のデザインときたらもう。小道具さん、きっとノリノリで制作中だな。それにひきかえ十兵衛ときたら。るい、なんか作ってやれ。● 軍...

戸部新十郎『忍法水滸伝(上)妖説五三ノ桐』……というか伝奇=変態説

● 上下巻とはいえ、巻の間に三十年の隔たりがありもとは別個の小説だったという、変わり種の作品です。 以前三田さんが、「戸部先生は長編になると……」とおっしゃられた意味がわかりました。うん、頗る冗長。言葉は悪いけれども、下半身忍法が出てくるあたりも含めて「劣化版山風」かなあ。なんか妙な言い方なんですけれども、戸部先生には羞恥心や良心がまだ残っていて、伝奇にノリきっていないかんじ。● ここでひとつ仮説を立...

映画『16ブロック』

● まとめると。 普段のんだくれているジャックは、刑事に不利な証言をする予定の青年・エディを護送することに。ほんの16ブロック先の裁判所まで、午前十時までに送り届ける楽な任務のはずでしたが、エディに証言させたくない警官どもが彼らを襲ってきました。 というわけで、カッコイイハゲであるブルース・ウィリスが頑張るお話です。● 要するに頑張って逃げる。逃げて逃げて逃げまくる。途中で撃たれたり、アメリカでも『遊...

山田芳裕『へうげもの』

● 合戦の報奨に茶器……といえば、大阪の陣で徳川の御曹司たちが茶器をもらったものの、「こんなモンいるかぁ!」とキレた挿話が真っ先に浮かびます。現代人の感覚でいえば、「まあ確かに茶器もらっても」と思うんじゃないでしょうか。この茶器と戦国大名という関係をぱっとイメージするのはなかなか難しいものです。ンなもんもらって果たしてありがたいか、と。 この作品は、茶器をもらってありがたいどころか、命まで捨ててもい...

それでもきみには明日がある

「人間は変わらない、そして人間の為すことも」山田風太郎「カインがその弟アベルを殺した時、彼が残虐なゲームもメタルも知らなかったことは悲しむべきことかもしれない」マリリン・マンソン(コロンバイン高校事件への反論より抜粋、細部が間違った引用かもしれないので孫引き勘弁) ……殺人に関する本、ってなんだ。● 例の事件は、事件そのものもショッキングだが、例の高校がいじめの温床だっただの、最近の若い者は人との繋...

NHKドラマ『柳生十兵衛七番勝負 最後の戦い』第六回

● 今回気付いたこと。それはこのシリーズは親父殿あってのものであったことです。 ちょっとおどろおどろしい、撫衆かサンカのようなひとびととの交流を描いた今回。でもなんだか妙にこのへんがあさくて、「変な人が出てきたなあ」としか思えないのが難点。むしろ、りんとるいの女二人の出会いに重点が置かれている模様。● 第一、第二シリーズとの違いとして、十兵衛の母と妻に比重を置いているため剣客同士の戦いが薄くなってい...

荒山徹『朝鮮通信使いま肇(はじ)まる』

● おとなしいというか、長編なら枕の部分だけで終わっているようなものというか。やっぱり悪のりは荒山先生らしいのですが、『柳生大戦争』の悪夢のあとではごくごく平和に思える作品でした。 でも何故あの人が? とんちって一体?  Q&A形式が出てきたり、朝鮮通信使の会話がなんかヘンだったり、やはりおかしいです。● ま、とはいえ。 『小説NON』掲載の「怪異高麗大亀獣」、「対馬はおれのもの」のほうが酷い作品だったろ...

映画『時をかける少女』(アニメ版)

● あまりのネットでの絶賛ぶりに、興味は有れども半信半疑での鑑賞。確かにこれは心の琴線に触れるものがあるなと思いながら見終えました。 タイムリープという超常現象の原理や影響よりも、主人公の夏の思い出を重視しているところが成功の理由かな。誰しも楽しい高校生活を送っていたわけではなく、受験勉強で暗い生活だったり、いじめにあったりしている人も世の中にはいるわけです。コクるコクられると無縁の青春だった人も...

今週のY十M 鶯の七郎

● さて、三手に別れる十兵衛一行。三番目、十兵衛がリーダーのパーティーの任務は雲水に化けた女性の保護でした。 一方、堀七人でもなく今まで目立たなかったおとねが、沢庵同行を立候補。原作だともっとあやしい雰囲気だったのですが、『バジリスク』の陽炎同様けなげなアレンジになっているのがせがわ先生らしいところです。● そして今回最も際だっていたアレンジが鶯の七郎くん。原作での登場時期はもっとあとなのですが、ぐ...

今週の『風林火山』

● 何故武田家臣団はああも閨のことばかりを話題にするのか? セクハラ軍団にしか見えませぬ。● 最初のほうの「下手な歌がよかったか」「え、ではわざと下手な歌を」「そなたも下手と思うていたのか」「いえ、拙者そのような……」のやりとりで腹抱えて笑いました。何このギャグ?● 妻に「見目麗しいわけではございませぬが」と言われてしまう亀信玄。● 「一晩中笛を吹いておる、ぐっすり眠れたわ」 何そのポジティブシンキング...

映画『デストランス』

● この作品で一番評価したいところは、アクションでもストーリーでもありません。「まあアクションを魅せればいいから、ストーリーは別になくてもいいよな」 という潔さです。この点で『マスター・オブ・サンダー』や初期ドニー先生映画に勝っているかも。● あらすじ。願いを叶えてくれる棺桶をめぐり、なんか強そうな人が争います。それだけ。本当にそれだけ。 むしろゴスと和風が融合し、バイクが駆け抜け手裏剣が飛ぶ世界観...

大阪城天守閣

Web拍手>米国では車持ってないとマイナスってのは公共の交通機関が超都会じゃない限り逝ってしまってるからです…。日本も田舎だと(というかうちの実家か)確かに車ないと大変です。が、高校生のジャリまで車通学する(しかも太平洋戦争以前から)アメリカはやっぱり凄いんじゃ。あと日本は駐車場料金がなかなか厳しいですな。● 我が地元の城といえば若松城ですが、それと比較して大阪城はデカァァイ、説明不要ッ! てな威容を誇...

イマキュレー・イリバギザ『生かされて。』

● ルワンダ虐殺を生き延びた女性の手記です。 が、のっけから推薦文が電波飛んでいてあわわな雰囲気。アメリカ版細木数子みたいな人が書いているのかな、これは。  あと日本人読者からすると、宗教色が強すぎてひいてしまうかもしれません。● そうはいっても当事者の当時の手記として読み応えはあります。大学に通っていた才媛のイマキュレーは、実家帰省中に虐殺に遭遇。父は射殺、母は切り刻まれ、兄は修士号を持っていたば...

着物道はシグルイなり

 はたして群よう子の母は正常なのであろうか? 着物に対しておう吐をもよおすようなこの執念 ……と思わずシグルイ口調になってしまう群よう子『着物が欲しい!』。最近柄にもなく着物でその辺ほっつき歩いている自分としては「なんで着物ってこんなにシグルイなんだろう」と疑問に思うほどです。● 何故着物はシグルイか分析してみた。一、高い 実は高くない着物もあるし、古着ならヤケになっているかの如き安さのもありますが...

映画『40歳の童貞男』

● 我が人生における恋愛映画ベストスリーにランクインしました(他の作品は『トゥルー・ロマンス』は確定。何、どっちも恋愛映画じゃない? ほっといてくれ)。某H氏の映画の見方がおかしいとも再確認。 童貞がテーマだけに下ネタ満載ですが、そのギャグがボディブローの如くいちいちヒットしてしまい困り果てました。面白いよコレ!● 大型電気店に勤めるアンディ(40)は胸毛が濃くてオタクで自転車通勤だけど、ナイスガイ。...

中国の赤い猫

 中国の偽シマウマには爆笑しましたが、猫ブームの明代には猫を赤く染めるのが流行っていたそうです。 あるずる賢い夫妻は、「赤い猫を飼っているが、あまりに珍しいから盗まれるかもしれない」と噂を流しました。まさかそんなものはいないだろうと皆思っていましたが、妻が抱いている姿を偶然目にした隣人はびっくり。本当に真っ赤なのです。 噂を聞きつけた宦官(だったかな)が大枚はたいて猫を飼い、皇帝に献上してみると、...

NHKドラマ『柳生十兵衛七番勝負 最後の戦い』第五回

● 今回は本筋を追うより「水野さんで矩香とか二代目茜とかドラマ化されないかなあ」と思っていた人が絶対多かったはず。 シリーズ初の柳生対決ということで期待が高まりますが、なぜ尾張の当主が兵庫なのですか。ここは本当に残念です。当時連也は25歳、兵庫は71歳……これはもしかしてミス? 私も途中まで連也と思いこんでいて途中で違和感に気が付きました。 そもそも、兵庫自身が戯れに女に手を付けて子供を産ませることはあ...

吉田秋生『海街Diary』

● 久々の吉田先生「女の子系」の作品です。でもこの系統の前作『ラヴァーズ・キス』を読み手である私が引き摺ってしまい、ちょっとひっかかっています。 『ラヴァーズ・キス』は、メインキャラの六人中四人が同性愛者というちょっと無理なところはありましたが、かなり好きな作品でした。 しかし皮肉にも、『ラヴァーズ』が好き過ぎて本作がダメだと思えてしまったのはなんともはや。● 今作は『ラヴァーズ』と同じ鎌倉が舞台な...

百年無双?

● プレステ3はまず買いませんが、サトケン先生読者としてチェックしておくゲームがコーエーの『BLADESTORM』であります。 で、公式サイトを見たらのっけからサトケン先生が血圧あげそうな作りですね。いや、フランスよりイギリスのキャラクター紹介が上にあるというだけですけど。● ベルトラン・デュ・ゲクランが出ることで喜んでいるのは、サトケン先生ファンくらいかなあと思うわけですが、ピエールっぽい傭兵はいませんね(...

村上由見子『イエロー・フェイス』

● ハリウッドがアジア人をどう描いてきたかを通じて、ひいてはアメリカ大衆がアジア人をどう見てきたかを解説した一冊です。所謂「嘘日本、偽アジア」を真面目にまとめた一冊かと。 以下、箇条書きにて要約。・多くの日本人が「アラブ人」、「アフリカ人」と纏めてしまうのと同じで、多くのアメリカ人にとっては中国人、韓国人、日本人の区別などないに等しい・アジア女のヒロインはやたらと強気でエロチック(ドラゴン・レディ...

今週の『Y十M』沢庵降参

● さて連休あけの今回。意気軒昂な十兵衛に対して首合戦に負けたと言う沢庵であります。確かにあの合戦は無策といえばあまりに無策でした。 かくして沢庵禅師、単身敵のもとへ乗り込む決意を十兵衛に伝えます。そしてもう一つの指名、江戸行をお千絵とお笛に命じます。って、会津に来たばっかりなのに〜〜〜! しかも護衛は十兵衛ではなくお坊さんたち。自信満々ですが、武芸のたしなみがない彼らが襲われたらどうなるのでしょ...

宗矩さんから浪人どもにに22の質問

Q1. お、道場破りですか。貴公はおいくつじゃ?二十代?三十代?Q2. で、仕官したことはござるか?どこの藩に何石で?Q3. 剣禅一如をご存じであるか?Q4. 弟子は何人おられる?Q5. 将軍家指南役を目指したことはござるかの?Q6. 百両単位で金子を動かしたことあるかの?Q7. お世継ぎはござるか?Q8. このような武者修行に不安はござらぬか?Q9. 中高年期になっても浪人でいいのかの?Q10. 傘張りの内職をしながら、自分の将来のヴ...

井上靖『風林火山』

● 大河ドラマ原作なのに、長さとしては長編ではなく中編です。つまりドラマはオリジナル展開がほとんどでして、『シグルイ』と『駿河城御前試合』くらい違います。 しかし違うからドラマが悪いかというとさにあらず。まず勘助の容姿や年齢がかなり違いますが、あの脚本ならそれもありだろうと思わせます。 正直、これほど違うとは思いませんでしたが。● ドラマのこれからの展開もわかってしまったわけですが、信玄って結構しょ...

男性作家は理想女性の夢を見るか?

● 連休スペシャル、というか隆慶先生のエントリに反響があった気がするので自分の覚え書き。 女性作家の理想男性は書きません。女性作家はあまり読まないので。山風:自他共に認めるマザコン。無垢な女性や母性の前では皆ひれ伏すという価値観がある。女性全体が好きで、崇拝の域にまで達している。奥さんをモデルにしているヒロインがいる気がする(麻也、村雨、朧あたりの姫系統)。よく二重顎や樽ドルの魅力を説いているが、...

嶽本野ばら『下妻物語・完 -ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件-』

● 完結編だけに、桃子とイチゴはそれぞれ前進していく作品です。 牛久大仏の決闘のあと、なんと二人は留年決定。成績優秀な桃子は出席日数不足、イチゴは言わずもがなの成績不良の結果です。 そんな二人がなんと殺人事件に巻き込まれるのが本作。ただし、あくまでメインは二人の成長です。● 亜樹美さんと竜二のその後がかなりヘヴィです。桃子の語り口は軽いけど、話として結構重たく感じました。桃子はしかし、そんな事実を目...

藤沢周平『決闘の辻』

● 個人的に藤沢作品は二十年後に再読しようと思っております。たぶん今より二十年後のほうが楽しめるはず。 なのですが、藤沢宗矩が気になって読んでみました。 藤沢先生の短編集といえば、あまりに有名な隠し剣シリーズです。しかし無名剣士の葛藤と活躍を描くわけではなく、この短編集はメジャーな剣客が主役です。 藤沢先生のまな板に載せられた剣客の話は、適度に抑えた筆致で「史実のありようなこれに近いかな?」と思わ...

ドラマ『新選組! 土方歳三最期の一日』

● 本編大河はほとんど見ていない状態で鑑賞。目的は片岡愛之助丈です。 歌舞伎役者ですが、演技はごく自然でしたね。亀治郎丈の信玄みたいな独特の雰囲気はなし。軍服姿がなかなかダンディでした。 サンドイッチ好きだなあと思いつつ観ていたら、後半流れが変わって脚本のよさを痛感。 後半、榎本と土方と大鳥が意志を通じ合ったあたり熱かったですね。死に場所を求めなかった土方いいな! 新選組!! 土方歳三最期の一日山本耕...

隆慶先生『影武者徳川家康』下巻

● ほぼ中巻と同じ感想になります。いい加減秀忠暗殺あきらめろと。話が進めば進むほど、矛盾を感じてなんだかな。● あとこれは女性読者だけが気になるだろうと思うんですが、なんでこの人はこんなにミソジニーが強いんですかね?「女の賢さは浅墓だが」「女の欲深さほどたちの悪いことはない」 とか、カチンと来るフレーズ多すぎる。 あの時代どれだけ女が歴史で主導権握れたんだっつの。だいたいの悪事も善行も男が為したこと...

『柳生大戦争』がもし映画化されたら

柳生の剣士よ!今宵我らの宴は地獄と化す! 荒山徹の『柳生大戦争』より着想覚悟しろ! 柳生は滅亡する朝鮮の大群が押し寄せるぞ朝鮮柳生「正気じゃない!」十兵衛「これが大和柳生だ!」日本は荒れる徳川の時代だ!味方は裏柳生300人300人の裏柳生が敵は朝鮮妖術侵略者を打ち砕く!奴らから 全てを 奪うんだ!すごい夜が来る元ネタ 誰かこれでFLASH作ってくれないかなあ。...

夏までに見たい映画2007

『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』・西洋人の中国人に対するイメージは、結局清朝のものなのな……と再確認・ユンファさんが怪しいけど、予告編見る限りではたぶん出番少ないでしょうな『ソディアック』・監督の恐ろしいほどの気合いとオブセッションを感じる。『セブン』の監督だけに期待は裏切らないでしょう『アポカリプト』・「族長! 族長!(オサ! オサ!)」と叫びたくなる。これは見なければ『300<...

映画『ブラッド・ダイヤモンド』

オフィシャルサイト● この映画は「上映館の多い『ホテル・ルワンダ』」といってもいいのではないかと思います。テーマは「紛争ダイヤモンド」。『ホテル・ルワンダ』以上に日本の観客にとって関わりのある問題です。作中、幸せそうな顔でダイヤモンドの結婚指輪を選ぶカップルが映るのですが、それは私たち自身ともいえるわけで。● ラップミュージックをかけながら村を襲撃するゲリラ、腕を切り落とされていく市民、ロケット砲弾...

若杉公徳『デトロイト・メタル・シティ』三巻

● 実はジャギ様こと和田くんが割と好きな私です。 和田くんはDMC唯一の良心のようで、相川さんと並ぶ天然系ですな。 パフォーマンスの勉強して、なんでルナシー唄ったりジャグリングしたり、トランプっていう方向にいくんだよ。● 今回はサタニックエンペラー開幕がメインですが、パイパニック・チェーンソーのレイは結構可愛いと思います。『BLACK LAGOON』のソーヤーと同じくらい萌えられてもいいのではないか。チェーンソー...

携帯変遷メモ

初代:フリップタイプでパールピンクのPHS。購入後数ヶ月で、バッグに入れておいたヨーグルトの直撃を受け昇天。ストラップはポスペ二代目:初代の色違い、時代は携帯だというわけで一年ほどでさようなら。当時は電話代数万円を越えていた。恥ずかしい三代目:当時はまだauじゃなかったezwebのG-SHOCK端末。防水だが大変ゴツく、ストラップがウイスキーボトルだったこともあってかオッサンケータイと呼ばれる四代目:シルバーのド...

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筆者近況

Author:吉梨(きつり)
『おねがいマイメロディ きららっ』がいいかんじに発狂してきました。ほんとうに教育的に有害なアニメです!

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