Archive [ 200612 ] 記事一覧
柳生とともに暮れゆく年
五味先生の『柳生武芸帳』上巻を読み終え、新年で下巻を読むわけですが衝撃の事実発覚。え、これ未完結なの?↓タダでさえちょっと読みづらいのに心がおれそう↓隆慶先生の本を読む時だって未完とわかっていることばかりじゃないの!↓でも隆慶先生は読みにくくないし、なんというかそんなに長くもないし↓バカ、それを言うなら『大菩薩峠』はどうなる↓そんな極端な例を出さなくてもいいだろう! みたいな葛藤がいろいろと(読むけ...
武侠ドラマ『PRIDE』第4-6集「悪人谷の懲りないやつら」
いや本当に参りましたねえ。何がすごいって五大悪人です。武侠で集団師匠あるいは自称悪人が出てくるドラマはあたりなのか。むしろ判定はそこですべきか。くらっちも書いていたけど江南七怪にハマったあなたはいますぐビデオ屋ダッシュすべきかも。 とにかく小魚児の師匠・五大悪人は可愛すぎる! デザインをみた瞬間吹き出しましたが、サイケすぎるファッションがまずイカス! そして見た目以上にかわいい悪のツンデレっぷり...
D・フランシス『再起』
● 御大六年ぶりの新作。正直全作で創作活動は終えていたと思っていたので驚きました。そして作者の前に日本語版全作品を翻訳していた菊池光氏が死去。でも後継の方は菊池氏のお弟子さんらしく違和感がなかったので安心。● 感想はシリーズとしてはSではなくAからBランクあたりでしょう。といってもシリーズのレベルが高いから一般ミステリでいえば文句なしにおもしろい作品です。御大はすでに八十歳を超えているのにインターネッ...
奥野修司『心にナイフをしのばせて』
私の思うところはともかく、こちら参照と書くことで十分だと思います。 心にナイフをしのばせて奥野 修司 (2006/08)文藝春秋この商品の詳細を見る...
J・K・ローリング『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
● 正直に言えば前作がつまらなかったためまるで期待しておりませんでした。そんなこんなでギリギリ今年のうちに読みました。今更ですがネタバレ全開の感想ですのでご了承を。「やってくれた喃、ドラコ……」「スネイプは戯れのできぬ男よ!」 正直今作を最も盛り上げてくれたのはこの二人です。もしMVPをあげられるならこの二人に。よくやった〜……と書くとオマエはそんなにダンブルドアが嫌いかと突っ込まれそうだから先に断ります...
ドラマ版『神雕侠侶』第41集(完)「楊過、吠えないのか?」
警告: このレビューはツッコミ入れまくりで容赦なく、毒舌というか大変厳しいです。この作品に感動した方、大好きな方、けなす奴がいるなんて信じられない御方はブラウザを閉じて無視されることをおすすめいたします。なお、諸事情から西北会談形式でのお届けとなります。 ※画像はMAXAMさんの許可を得て掲載しています。 神〓剣侠〈5〉めぐり逢い金 庸 (2006/10)徳間書店この商品の詳細を見る...
ドラマ版『のだめカンタービレ』
メリークリスマスッ! イヴは要するに酔狂な趣味なんだけど、皆から喜ばれる謎の集団に加わってきましたよ。人生で一番楽しかったイヴかもしれない! 自業自得とはいえとてもシグルイコンディションで挑んだので、今日あたり高熱でぶっ倒れてもおかしくなし……と思ったけど全然平気。どれだけ丈夫なんだ私、と己の体調に恐れおののきました。● いや、予告編見た時は正直もうダメだと思いました。でもなんだろう、三回目あたり...
武侠ドラマ『PRIDE』第1-3集「全部脱ぐべきだ」
原題は『小魚児興花無缺』、古龍『絶代雙驕』が原作の武侠ドラマ。王晶が絡んでいるだけに香港風味のコテコテっぷりがたまりません。 『少林サッカー』のデブこと林子聡が出てきたり、『神雕侠侶』の馬光佐(別名お面野郎のBパーツ)とか張紀中がいたり(何やってんだアンタと叫ぶとこだった)。まあなんといっても『神雕侠侶』の黄蓉役の孔琳が邀月宮主なのが一番アレなんだけども。あとこれは自分しかウケないんだろうけど、...
アニメ版『バジリスクオフィシャルファンブック』
いよいよ近日中に発売だそうです。 興味はあるんだけども、アニメ版だしなあ。ちょっと検討中です。 バジリスク 甲賀忍法帖 オフィシャルファンブック (2006/12/26)宙出版この商品の詳細を見る...
ドラマ版『神雕侠侶』第37-40集「Mr&Mrs.究極生物」
警告: このレビューはツッコミ入れまくりで容赦なく、毒舌というか大変厳しいです。この作品に感動した方、大好きな方、けなす奴がいるなんて信じられない御方はブラウザを閉じて無視されることをおすすめいたします。なお、諸事情から西北会談形式でのお届けとなります。 ※画像はMAXAMさんの許可を得て掲載しています。 神ちょう侠侶(しんちょうきょうりょ) DVD-BOX2ホァン・シャオミン (2006/10/27)マクザムこの商品の詳細を...
『大山倍達正伝』小島一志執筆部分
● いやーそのー、自分でも驚いていますが後半部分は一日で読めてしまいました。やっぱり300頁ほどあるのですが。 この本は実にうまくまとまっていて、前半が人間としての総裁、後半が空手家としての彼について書かれてあります。前後編あわせて補完しあっているのですね。 後半はより「伝奇な伝記」になりまして、"借力"や"陳老人"の真偽を探るものとなっております。違いとしては、前半の筆者は生前の総裁と面識がなく後半はあ...
『大山倍達正伝』塚本佳子執筆部分
● 600頁超というたいへん長い本で、かつ著者が二人いるため前後編と分けて感想を書くこととします。 どんなに大山総裁を畏怖している人間でも、彼の武勇伝を完全に信じているわけではないと思います。まあでもそこはネタとして楽しむ方向というのが正しいのじゃないかと私は考えておりますが。 そして彼という人間をたどるときに欠かせないのが、その出自であります。両班の家に生まれ、親日家で厳格な父のもと生まれた崔永宜。...
ドラマ版『神雕侠侶』第33-36集「よさんかこれにはわけがあるんじゃ」
警告: このレビューはツッコミ入れまくりで容赦なく、毒舌というか大変厳しいです。この作品に感動した方、大好きな方、けなす奴がいるなんて信じられない御方はブラウザを閉じて無視されることをおすすめいたします。なお、諸事情から西北会談形式でのお届けとなります。 ※画像はMAXAMさんの許可を得て掲載しています。 彼岸島 18 (18)松本 光司 (2007/01/06)講談社この商品の詳細を見る...
ポール・リンゼイ『鉄槌』
● 元FBI捜査官という凄い経歴の作家。コーンウェル激賞というコピーよりこの肩書きのほうがパンチあるコピーな気がするけどどうなのよ!? 本作は殉職した放埒な友人に捧げたノンシリーズもの。 主人公キンケイドは安酒とギャンブルに溺れたうえに、犯罪にまで手を出す駄目男です。離婚してやる気も正義感も目下急降下中。 彼とひょんなことから相棒になる黒人捜査官のオールトンは、片脚切断にもめげず困難に立ち向かう男。シ...
無双許し猫参り
第一景 「大阪市天満」 この日、カフェに向かう客たちの表情はイベント時のそれである。 はたして猫たちは正常なのだろうか? おやつに対しておう吐をもよおすようなこの執念……。 猫という生き物は ひとたび ひとたび おやつを見れば 食べるまでは 食べるまでは……第二景 「十三」 腹を空かせた猫が 客のつまみに手をつけぬことができるのか? ただでさえしつけが難しい猫が 飲食店でおとなしくしていられるのか? ...
冬コミ案内・オフライン活動まとめ
● 今回の冬は、武侠合同同人誌は新刊ありません。が、販売はあります。サークル名【武侠遊戯(ぶきょうゆうぎ)】二日目12/30(sat) 西ホール’ら’−07b 新刊は相方・倉田三ノ路執筆の古龍ギャグ本『友の屍を越えてゆけ!』です。私もちょっとだけ書いてます。詳細はこちら● ついでに今までのオフライン活動のアーカイブです。武侠同人誌既刊二冊『三国無双』リーマン本(トモノ様発行)『サラリーマン地球を回る』山風本『あァ...
ドラマ版『神雕侠侶』第29-32集「ドリフに散りぬる」
警告: このレビューはツッコミ入れまくりで容赦なく、毒舌というか大変厳しいです。この作品に感動した方、大好きな方、けなす奴がいるなんて信じられない御方はブラウザを閉じて無視されることをおすすめいたします。なお、諸事情から西北会談形式でのお届けとなります。 ※画像はMAXAMさんの許可を得て掲載しています。 神〓剣侠〈4〉永遠の契り金 庸 (2006/09)徳間書店この商品の詳細を見る...
サラ・パレツキー『ウィンディ・ストリート』
● V・I最新作の舞台はサウスシカゴ。彼女の生まれ故郷であり、二度と足を踏み入れたくないと誓った街です。 エンタメとしてだけでなく、アメリカの病巣もえぐり出すこのシリーズ。今回は貧困にあえぐ最下層労働者の問題を取り上げています。女子高生の多くが卒業までに妊娠。低賃金の肉体労働にしかありつけない家族で子育てをし、その子もまた同じ人生を歩むという悪循環。ヴィクは奨学金と大学進学でこのスパイラルをなんとか...
できておる喃……ジョナサンは……
ジョナサン・ケイナーの星占い 山羊座 12月16日(土)〜22日(金)ホー、ホー、ホー。山羊座にとってクリスマスが何を意味するかわかっていますよ。他の人々は誕生日とクリスマスで年二回プレゼントをもらえるのに、あなたは一回しかもらえません。なぜなら誕生日とクリスマスが接近しすぎているからです。そのため、あなたの誕生日はつけたし程度にしか祝ってもらえません。山羊座は過酷な運命を乗り越えるパワーの持ち主...
荒山徹『柳生百合剣』第一回目
● こんな短期間に新連載が次々と始まることをどう思えばよろしいのでしょうか。出ました、『柳生薔薇剣』続編です。薔薇の次は百合です。タイトルがすでに狙い過ぎです。 思えば荒山先生の作品では、あの柳生友景すら一冊でしか活躍していないわけです。よほど矩香が好きなのか、いや、姉に欲情する十兵衛を描きたかっただけなのか。 と書くと何事かというかんじで恐縮ですが、冒頭の十兵衛の狂いっぷりが凄すぎて退きました。...
伝奇と萌えとやおいこそ日本の誇る伝統である
● 思えばいろいろ大変な『恋姫無双』だけど、そもそもそれを言うならば既に『一騎当千』があるということになる。 しかしさらに遡れば『天の華 地の風』があれば『赤壁の宴』があるのである。 果たして萌えキャラと化けた三国志武将が絡んでくるのと、男そのままの武将同士が絡むのはどちらが酷いか? 正念場は既に迎えていたのである。(いやオレは……萌えキャラ化はどうかと思うが孔明と周瑜が臑毛を擦り合わせているほうが...
祖父の一周忌
祖父が亡くなって一年。祖父はこのニュースを知らずに幸せだったのかもしれない。シベリア抑留補償せず、慰労品のみ 参院委で与党案可決 にしても。 『蟻の兵隊』にせよこのニュースにせよ、一体何人が記憶に留めているんだろう。靖国の英霊は何も言わんしお金も謝罪も請求せんし、参拝すればトップニュースになるから実に都合がいいんだろうけど、生きていて裁判を起こすようなおじいさんたちは邪魔なだけか……ああ、我が祖国...
すべて萌えが悪い。
すべて萌えが悪い。 一言でそう云い切ったら、当代のオタクたちは眉を逆立てて怒るだろうか。 だがこの史上有名な中国パロディ法規制の資料を改めているうちに、私の心の中に湧き上がった言葉は、これに尽きると云っていい。古典パロディ問題と某エロゲと古典とパロディー 追記古典とパロディー 更に追記 くどくどと書きませんけど、フジ『西遊記』と無理矢理結びつけてはては反日反中みたいなのを煽っているあの記事の書き...
伝奇と武侠はどっちがアンチェインか
あるいは山風・隆慶・荒山徹と金庸でもいいよ。【中国】日中の文化的ギャップ鮮明に 古典人物パロディーに法的措置 これ適用したら、丘処機を鼎を投げるキレたオッサンにしたり、乾隆帝をヘタレにしている金庸先生処罰されないか……? 武侠小説は皆古龍みたいな時代不詳にするしかない? たとえば。 金庸先生は架空の人物である楊過にモンケを殺させていますよね(原作では背中に岩直撃させて、ドラマでは串刺し、ゲームに至...
サラ・パレツキー『ブラック・リスト』
● V・Iシリーズも911以降というわけで、その影響がもろに出たお話となっております。「アメリカ人の安全のためならば、イスラム教徒は死んでもいい」的なマッチョイズムが吹き荒れて、理性的なロティですら「反ユダヤ的なテロリストは危険だし……」とヴィクに同意しかねる状態。 テロに反対しない奴もテロリストだとばかりヒステリックになり、悪党は「イスラム教徒なら殺してもオッケーじゃん」と愛国心を逆手にとる。そんな嫌な...
本日の山風ネタ
● アニメ公式サイトより。『バジリスク公式ファンブック』は二冊組3,800円也。た、高い。でもこのスタッフは手抜きをしないと思うので買ってしまいそうです。● アメリカ版アニメオフィシャルからリンクを辿ると『SHINOBI』のサイトに……。英語版を出す気なんだ。うへぇ。 ちなみにアメリカ版のDVDは一枚四話入りでお買い得なのですが、ジャケットの組み合わせが現在のところ……。1.朧+弦2.蛍火+夜叉丸3.朱絹+小四郎4....
次世代ゲーム
● 『ドラクエ』未経験、『FF』もチェックしていない自分としては、むしろ『サガ』と『ウィザードリィ(特にエクス)』がどこに行くかが気になるところです。 どちらもグラフィック重視していないから任天堂かな? 『サガ』はWiiがいいな。かすみ二段とか無双三段をあのコントローラーで出すのは楽しそうだ(疲れるよ)。 『エクス』はこの際出ればどんなハードでも……。 PS3は手出ししないので、任天堂にどんどん移行するのは...
クレームの行方
● 丁度一年前に買った某大手メーカーのデジカメが今年だけで三度壊れました。 二度目まではバッテリー接触部の汚れで異常なしとのことだけど、センシティブ過ぎ……指先が一瞬接触部にふれたかな〜くらいでバッテリー認識しなくなります。まあこれはストラップにクリーナーをつけて対処しているけど、一度目の修理のあと一切そういう説明なし。説明してくれたら二度も同じ現象で修理に出さないというのに。 三度目はメモリーカー...
どいつもこいつも五つ星 2006年の映画
今年はどれも見て後悔なし! ゆえにベストテンは敢えて選ばず。あ、でも『マスター・オブ・サンダー』見逃しちゃった。劇場公開作のみです。アクション『SPL』男すぎる……カンフーの達人に命は狙われたくないと強く思った。『SPIRIT』本当にこれが最後なのか、ジェット・リー!(ってなんだよ、『刺馬』出るじゃん)『トム・ヤム・クン!』タイで象を盗むと死ぬという教訓を刻んでくれた映画。撮影中人死んでるよね?邦画『嫌わ...
ブログデザイン変更
3カラム化でクリスマスバージョンに。 右上に掲示板設置しました。連絡や雑談にご利用くださいね。...
掘淵清春『萌えるアメリカ』
● アメリカで日本の漫画を紹介した草分けの自伝。 今の盛況は努力の結果なわけで、コミックバブルの崩壊だのアメリカ側のいい加減な態度だのと折り合いながら苦闘していく様子がおもしろく読めます。今では当たり前のことも昔はそうじゃなかった。そんなお話。アメリカンオタクの生態は『オタクin USA』に譲ったビジネス書です。● 印象的なのは彼等が、日本でヒットしているからアメリカでもヒットして当然と思っていなかったこ...
今週の『Y十M』剣禅一致とは/『彼岸島』丸太と戦闘力
● さて吊されたまま一週間を経た二人の女人。この窮地を救うのは十兵衛ではなく坊様たちです。この作品では十兵衛が助っ人ですが、その十兵衛にも更に助っ人が出てくるわけです。でもってその戦法が捨て身も捨て身。見て驚けです。 そして袈裟になった二人もがんばるわけですが、実際絵になると想像以上にアクロバティックですね。他の作品がぶっ飛んでいるから地味でまっとうなイメージがある『柳生忍法帖』だけどやっぱりこれ...
『硫黄島からの手紙』
公式サイト● 前作の出来が良く前評判が高いだけに期待していましたが、これほどとは。いやもうほんとうにすごい映画でした。●「帝国軍人としてはむしろ問題児である西郷は、カステラが食いたかった」 映画冒頭、二宮和也演じる西郷の台詞を聞いてコイツは本当にメインキャストなのかと驚きました。何が斬新かって軍人として駄目な部類に入ることです。 遺族感情も配慮してか、日本の映画やドラマで描かれるこうした青年兵士は理...
みうらじゅん『そこがいいんじゃない!みうらじゅんの映画批評大全1998‐2005』
● おもしろいですよ。 でもこういうの読んで共感するのはまあ構わないけど……実際のみうらさんは隠し子もいるしもてるだろう。ボンクラだと自称しているけど実はそうじゃないだろう。 そういう風に冷静に思えてくると楽しめなくなってくるのがこの手の本かもだけど、モテるようになったらルサンチマン発露は禁止なんてくだらんことは言うべきじゃないし。 要するに。 「女は所詮ブルース・リーは許容してもジミー・ウォングに...
下嶋哲朗『平和は退屈ですか』/ドラマ『“硫黄島〜戦場の郵便配達〜”の真実』
● この本でおもしろいと思ったのは、ひめゆりの人々に「当時の自分に何といいたい?」って質問を高校生がぶつけていたところ。 確かに戦争体験って実は体験してきたおばあさん、おじいさんからだと伝わってこないものかもしれません(とかいいつつ広島で校内で話題になるほど大泣きした自分ですが)。でも当時の若い子が語っていると思うとぐっと感情移入できるかも。 自分としては山風の日記はでかかった。 当時の若いまんま...
『王の男』(二度目)
● 二度目です。しかも劇場配付のイ・ジュンギ写真までゲットしました。いや、その、だっていいじゃないか。 実はこの映画を見る前に『残酷な神が支配する』という、やおいと言うには失礼だけどやっぱりそうとしかいいようがない系統の漫画を読みました。主人公の片割れの元恋人とか、主人公の女関係のぞんざいな扱いっぷりを読んでみて、前半は傑作だったけど後半はちょっとなあという感想に。なんでそんな話をしたかというと、...
復活の呪文はDI
なにやら沈没していましたが、ふっきれました。 なんだかんだで幇会は楽しかったです、記憶不鮮明ですが(つかなんで着替えているのか覚えていないんだが)。 皆様お世話になりました。あなたたちのことは忘れない! 某オフレポ。 とても楽しかったです、密書も堪能しました。たぶん最初で最後になると思うんですがいい時間でした……やっぱりおなごはおのこの楽しみを妨害すべきでない点は骨の髄まで沁みたので今後はオフレポ...
リンゼイ『殺戮』/愛しのクロミちゃん
● かのコーンウェル激賞というコピーがいつまでも外れないポール・リンゼイの三作目。むしろ現役FBI捜査官時代にFBIをファックしきった作品を書いたほうがすごいんじゃないかと。 第三弾は911以降のアメリカらしいテロをテーマに……と思ったら書かれたのが2001年以前でおったまげました。サリンも出てくるし炭疽菌に似たようなテロもありますよ。やはり一部では「こういうテロそろそろ起こるんじゃない」って思っていたとか? 元...
金庸先生の悪女は基本的に悪女じゃないと思うんだ
こちらの記事を受けて(なんでこんな楽しい話の時寝ていたんだ、もういっそ死ねよ自分)。1:なんで女子は赤練仙子 李莫愁がお好き? 私は嫌いです。 もっと深く突っ込むと、勝ちセレブ主婦と負け犬犯罪者の二択しか女子に進路を与えない金庸先生が(以下略)。 私はキレて悪いことをする女なら、山風先生的悪女(金蓮様、陽炎系)や古龍的悪女のほうが本人としても周囲としても楽しい(かつ迷惑)でいいと思うんですよね。...
荒山×(ペケ)
「荒山先生って何考えてんかよくわかんねーよなー」 「そういやオレ編集者に知人がいるんだけどさ… 荒山先生 イ・ヨンエの大ファンでさ… 休みの日には『チャングム』のDVDを見ながら 優しい妻の作るキムチチゲをつつき ホンオフェに舌鼓を打ち 幸せそうに微笑み、マッコリを飲んでいるんだ…」 「バカ…オレの想像力にも限界がある…」 「ごめん…余計おまえを悩ませる結果になっ...
浦川留・岡崎由美『武侠映画の快楽』
旅の疲れが今頃出たのか、休んで一日寝てました。まあ寝ていただけで病気とかそんなことではないけど、いつまでも目が覚めないので疲れに気が付きました。● Papa Roach"Paramour Sessions"がイイのです。イメージ的には中学生くらいの頃イメージしていた「カッコいい洋楽」そのまんまというか(漫画の肉かよ)1stあたりのラップメタルの面影はないけど、だがそれがいい。個性とかアクはあまり強くないぶんヘビーローテでも飽き...
サラ・パレツキー『ビター・メモリー』
Web拍手>女人袈裟を見て、山風の凄さが身に染み入りました。それにしても、当然のように丸太を持つ師匠はすばらしいですね。本当に驚愕です。せがわせんせーも原作上乗せアングルだし。あと師匠に丸太はグラビアアイドルに水着と同じくらい定番ですね! やはり丸太を持つと男ぶりがあがります!● ヴィクシリーズおもしろいですねえ。これは今までで最高の出来かも。 ヴィクは保険金詐欺を調査中、一方で彼女の冷戦沈着な友人で...
今週のY十M(と彼岸島) でかした! 女人袈裟ェ!
● 原作ファンが漫画化するにあたり、最も熱い視線を送っていた場面がついに登場しました。 その場面とは「女人袈裟」! 女体を袈裟に見立てて前後にかけるというもの凄い発想ですよ。これはもう見て驚けですよ。七本槍でもおそらく廉助だけしかできぬでしょう。そしてその毒牙にかかったのはお品とお鳥です。 お鳥のムチムチっぷりはAmazonのレビューでクレームがつくくらいなのですが、それでもまだ着やせするほうだったとい...
孤独は静かに心を蝕む
● 楽しかった関東旅行も最後の時が近づき、そんな最後ぎりぎりの時間によりによってネカフェにいる自分に憮然としております。旅行中やっていたことが昼寝、泥酔、ネカフェばかりというのはひどいような。なんというか、お金さえあれば深夜バス主体のこんな強行軍やらないんだけども。 じゃあ楽しくなかったのかと聞かれれば楽しかったですよ。たいへん悲しいこともありましたが、まあそれはそれとして割り切らないともうだめだ...
隆慶一郎『死ぬことと見つけたり』
● すでにどれだけ好きか反芻しすぎて頭がぼーっとしています。読むだけで爽快感を得られました。・主人公三人誰が一番好きかといわれると困るのですが、官僚でありながら義を通した求馬がやっぱり頭ひとつ抜けるかも。脳内イメージが粟根まこと氏というのもあるかもですが・三行で十回くらい「ぶっ殺す」が出てきた時はひっくりかえって爆笑しました。先生、どうした・設定だけを見ればずいぶんむさい話なのにむさすぎないのは会...
『パプリカ』
公式サイト● 映画の日かつ時間があるので、消去法で面白そうなのにしようとほぼ前知識まっさらなまま見ました。 本当に個人的かつあてにならない感想ですが、自分の予想していた『千と千尋の神隠し』みたいな映画でした。えっと、要するに『千尋』を見たときあんなに話題になるからもっと斬新だと思ったのにあの程度かと思ったわけなんですよ! それが今回はねえ。予想を上回る斬新さでした。といってもストーリーは原作が筒井...
中島らも『休みの日』/河合香織『セックスボランティア』
まったく私事ですが(って自分のブログに書く言葉として間抜け?)、高速バスに乗りそこねそうになり心臓バクバクになりました。なんとか今は新宿のネカフェ。まー東京まで来てブログ書いている自分もなんだかなってかんじだけど、本を結構読めちゃったので感想メモ。● 中島らも『休みの国』 記念日があふれる現在をおちょくったような中身のようで、記念日をネタにしたエッセイ。 残念ながら「これ以上の詳細はあの作品にあ...

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