Archive [ 200601 ] 記事一覧
ドニー・ザ・ヴァンパイア
● 数年ぶりにアン・ライスの『ヴァンパイア・レスタト』を読んでいます。ヴァパイアクロニクルはこれと『呪われし者の女王』だけ読めばそれでいいや、と個人的には思っているので今回もこの二作のみ再読の予定。 あー、ちなみに。ここ数年のアン・ライスの邦訳は電車の中で読める装丁にしてくれませんか。あんないかにもやおいですみたいな表紙を私は持ち歩けません。 主人公のレスタトがともかく壊れているイメージがあったの...
『笑傲江湖』TBアンケ回答
(1)一番強いと思うキャラクターは?
東方不敗以外の回答あるんですかね、コレ。絶対最強ですよ、いろんな意味で。
(2)一番(義侠心などが)素晴らしいと思うキャラクターは?
田伯光は駄目ですか。原作の七割り増しで好い漢ですよ。「来世は娘さん、ちゃんと届けるぜ!」で泣かなかった奴は信じられないぜ!
あ、ちなみに寧中則も素晴らしいと思います。
(3)一番好きなキャラクターは? 任盈盈、かわいいよ盈盈。金庸ヒ...
四本眉毛降臨! 『陸小鳳伝奇』邦訳出版
長らく絶版、そして続編未刊行……と邦訳を読むのが厳しかった陸小鳳伝奇シリーズが、早稲田出版より刊行決定しました!
絶版であった『金鵬王朝(以前のタイトルは『陸小鳳伝奇』)と新たに『繍花大盗』が刊行! また西門吹雪や花満楼に会える! 刮目して待ちましょう!...
毒物料理人・西毒の誓い 第一回
<あらすじ>
毒物遣いであるにもかかわらず、料理人になろうと決意を固めた若き日の西毒。しかし北幇に「料理の心がなっていない」と言われショックを受ける。こうして二人の師弟たちは、料理に若き情熱を燃やし始めたのであった。
西「料理の心とはどうすれば身に付くのだ?」
北「いいですか、西毒……まずは水を汲んできなさい」
西「み……ず?」
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西「水を汲んできました」
北「(ちらっと見て)やりなおしな...
筆舌に尽くしがたい、それこそジミーさん
拍手レス>前世が悲壮な分、来世はお笑いバカップルだったら逆に嬉しいです。>来世邂逅 そのとーり! たとえ空羅だろうと独筋具でもいいんだ、しあわせならば(遠い目)。● 「あー、米粒落ちてる」と口に入れたら石鹸か、毒物だったらしく、えらい目にあいました、皆さんごきげんいかが。 春節過ぎですが、別段新暦だろうと旧暦だろうと、歳開けても祝う気なんざさらさらない吉梨です。こんばんは。● 『マジッククレーン』を...
殺 破 狼
● これって七殺、破軍、貧狼なのか。 私は破軍でドニーなのか……そーなんだ。 鑑定はこちらでできます。...
横浜中華街で春節幇会
● 結局カウントダウンしたかったのですが、貧血でメロメロしていたので途中で帰ってきました。宣和堂さん、ごめんなさい_| ̄|○ でも春節ぽい雰囲気はあったし、夜の関帝廟で獅子舞も見られたのでよし! ● お料理は関帝廟脇の六福楼で、春節らしく水餃子や名物おこげを食べてきました。あっさりした味付けのうえ、三時間半粘って腹一杯食べて一人三千円というのは安いですね〜。中華は安いのがいいなあ。あと今回、隣の席の中国...
来世邂逅
● こちらの記事によると、アニメ『バジリスク』最終話では転生した二人の絵を入れるかもしれない、ということだったそうです。 山風ファンが考えそうなこと。「あー、転生した二人は河岸にいて『おん占い十六文』って看板かかげて占い師やっているわけね」 でしょうねえ。 山風ファンならば既に常識ですが、甲賀伊賀のカップルは忍法帖には数組登場しますが、結婚して無事に暮らしているのは『笑い陰陽師』の果心堂とお駒のみ...
エルロイ『自殺の丘』
娼婦と寝るな一人の娼婦と寝ると、女がすべて娼婦に見えてくる一人の女を愛すると女がすべて愛する女に見えてくる● 腐った林檎をたまたま食べたから、林檎は全て腐った果物だと思う人間がいたら馬鹿の一言で切り捨てられるでしょう。しかし異性に関しては大真面目にこういう言説を抱いてしまう人間というのはいるし、また馬鹿と笑い飛ばすわけにもいかないのだから世間というのは。 実際インターネットで遊んでいるとこういう人...
ああ、結局張徹だね! 『南北少林』
● 清朝の悪徳武官の陰謀で闘うことになってしまった南北少林寺! 兄弟子を殺した北派への復讐を誓い、南派の弟子たちは猛特訓に励む!● 五毒のメンバーがそれぞれ分かれて闘う映画です。修行シーンはユニークで『少林三十六房』の影響があるように思えました。 蟷螂拳の修行は筋力トレーニング。指の下に卵を入れて指立て伏せをします。当然お約束ですが、卵が割れると。その晩のおかずが当然ですが炒り卵です。「やったあ、オ...
氏家幹人『江戸の怪奇譚』
● 氏家氏の本はおもしろい! 彼は大江戸アンダーグラウンド、日本の黒歴史の案内人ともいえる学者さんです。「ダーク杉浦日向子」といってもいいかも。溢れる文才とセンスでおどろおどろしい「史実」を案内してくれる彼は本当にスバラシイ! ちなみに彼は別にエログロダークネス専門というわけではなく、様々な角度からおもしろい本を書いておりますので誤解なきよう。● 山本タカト氏の装丁画もオロロ〜ンとしている本書。テー...
大槻ケンヂ『新興宗教オモイデ教』ほか
● この作品はオーケンの初中編小説です(と、裏表紙に書いてあるけど実際の長さは中編だと思います)。 実はちょっと前にアメリカの作家・クーンツの小説の書き方本を読んで、あんまりおもしろくないので挫折したんですね。何がおもしろくないかというと、私が普段おもしろいと思っている小説は、たいていクーンツの「ベストセラーの法則」から逸脱していたからです。 この作品もまさしくそう。技術面ではクーンツが言うような...
ショウブラっていいよねえ……
● 『南少林寺VS北少林寺』を見始めました。早々に死亡フラッグが立った南サイドの人間が気の毒でした。この関係性って日本の江戸柳生と尾張柳生みたいなものかな、とちょっと思いました(でも福建少林寺は実在しなかったともいうから微妙だわ〜)。● 昨日読んだ『ドニーイェンアクションブック』で谷垣氏がワイヤーアクションへの懸念みたいなことを書いていて頷きました。また「テレビの時代劇アクションは程小東の劣化コピー」...
性格診断
● くまっちのコメントを読んでなんとなく性格診断がやってみたくなり、やってみました。 キャラミル研究所の結果はコレ。 割と的中率が高いというか、しっかりしたそつのない作りなので当たっていると思います。反論はできぬッッ! エコグラムではAC欠乏型。これも反論はどする余地もありませんね。 長所診断では、「満ちあふれる強さ」、動物でいうならばライオンだそうで。 結局予想通りの結果が出たので、特に感慨はなか...
『ドニー・イェンアクションブック』
● ドニー・イェンは素晴らしい、ドニーは素敵。 前、幇会で「ジェット・リーとドニーはどっちがいい?」と聞いたら皆「ドニー!」と即答したことがありました。どうやら私の周囲は皆ドニー派のようで。 しかしドニーは、私の敬愛するモニカ・ベルッチ様にも通じるところなんだけど、その素晴らしさに比して出演作に恵まれていない気がするんだよなあ……。 さて本書。ドニー先生が自分のアクション映画への取り組みを語った一冊。...
はっっ、気がついたら今年からジャンプ買ってない!
● タイトル通りなんですが、気がつけば立ち読みすらしていません。 なんか年末買いそびれたらどうでもよくなっていました。『デスノ』が実写映画化ということは小耳に挟みましたけど。...
佐藤賢一『カポネ』、誰にとっても災難だね『SAYURI』は……
● アル・カポネが題材なんですが、サトケンはこの時代にあんまりあっていないんじゃないかという違和感が先立ってあんまりしっかり読めませんでした。 どうしても題材が題材だけに、エルロイあたりと較べてしまうのですが、そうなってくるとキャラクタの厚みから物語の構成まで見劣りするのは確か。ファンの正直な気持ちとしては、新境地開拓もいいけれどホームグラウンドである中世フランスを舞台にしてくれ! というところか...
こんな西と北の関係はイヤだ
欧陽克「叔父上、なぜそうも洪七公を憎むのですか?」
欧陽鋒「それは……おまえにも知らなくていいことはあるのだ!」
それはまだおれたちが、青春の熱きサンダーロードを突っ走っていた翼なき野郎どもだったころ……あこがれのあの人にとってナイスなハズバンドになるためにも、おれは料理にこだわっていたのさ……。
欧陽鋒(当時23、ピチピチでレスリー・チャン似のウブなナイスガイ、声・羽田野渉)
「やあ、きみは洪七公だ...
『功名が辻』を見て山風ファンが思っていそうなこと
● 「ねねと秀吉の年齢差」 実はねねと秀吉が結婚したときは、社会人と中学生くらい離れていた罠ですね。このへん、『妖説太閤記』では、「秀吉は以前女性を暴行しようとした時にバカにされて以来、大人の女性に対し劣等感を抱くようになっていたので、ロリコンになった。ねねと結婚したときもこの年齢差なら自分の思うままになると思ったが、彼女は聡明なので彼の意のままにはならなかった。彼女は精神年齢においては既に少女で...
道徳
● あんまりタイトルとは関係ありませんが、今日はラッキーな出来事がありました。家のすぐ側で一万円が入った封筒を拾ったのです! どうせ空っぽでしょと思って中を開けるとなんとお札が!「ギャーっ、ラッキーラッキー! でもどうやらこれは誰かのお給料らしいな。この人の一日分の稼ぎを猫ばばなんてできない」 というわけで交番に届けました。 そこでふと思い出したんですが、昔ハリポタの入学試験をネットで試すことがで...
だからどうしたというわけでもないのですが
この二人ってどっちもお蓉だね。
意味が分からない人は『シグルイ』を参照。おもしろいですよ。...
寺尾善雄『中国文化伝来事典』
● 様々な事象がどのように中国を経て日本に伝来したかをまとめた、大変読み応えのある一冊です。あれもこれも舶来だったのかという驚きに満ちています。おすすめです。 伝来だけでなく、たとえば大岡裁きにせよ『八犬伝』にせよ落語のネタにせよ、中国のものをネタにしているということにはショックを受ける人もいるかもしれないな。特に「コピー野郎ども」と外国人を貶めて喜んでいるような人は、自我が崩壊するかも。 伝...
江戸に雪が降る
● 東京に雪が降りました。実家にいたころのくせで雪の中では傘をささないのですが、東京の雪はぼた雪なので厳しいですね。● 雪もあってかまったりと。『映画秘宝』がこれまたおもしろかったりします。 ベスト映画について。上位に入った映画を実はあまり見ていなかったりします。それにしてもガールズともども『シンシティ』は上々の評判ですね。ひとりひとりの出番で言えばさほど多くないのにあれだけ女の子を魅力的に撮るって...
『吼えろ ! ドラゴン 起て ! ジャガー』
● ちょっと奥様、ジミーさんが男前ですわよ! とダレともなく呼びかけたくなる名作です、名作。ブルース・リーがジミーさんキックを見て「コイツがスターになれるなら、俺だって!」と発憤した一本でもあります(まさしくその通り)。 そんなわけでアジアンカンフー映画の夜明けであり、作品そのものの価値よりもそのことのほうが大事かもしれない作品です。ジミーさんが監督したジミーさんのための作品ですが、この一事を撮っ...
切ないほどヒートだからもうミンサガのことしか書かない。
● 三周目。 バーバラ姐さん(長剣)、ホーク(片手斧)、グレイ(刀)、クローディア(弓)、ミリアム(術/聖杯/打槍)。 バーバラとミリアム以外成長率不足気味でした。二周目が皆優秀だっただけに落差があるんですが、まあ一周目よりはそれでもまだマシなんですよね。グレイはHPが最低になったり(ミリアム以下かよ)、でも結局は一番高くなったりよくわからない成長ぶり。 グレイとクローディアはいままでのところ皆勤賞に...
チョコレート職人アメディ兄妹の誓い
● 最近GABAというチョコレートについつい手が伸びます。やめたほうがいいとわかっているんですが、ストレスが多めの男性を意識して開発されただけにほどよい苦さで、甘いものがそんなに好きでもない私にとっても美味なわけです。でもビターのほうがカロリーは高いっていうからそろそろやめたいのですが。 で、バレンタインも間近ということもあってかチョコについてちょっと調べていてすごいメーカーを見つけてしまった! なん...
武侠同人誌補足告知
インフォメーションはこちらをご覧ください。http://kizurizm.com/doujin.htm
なお、 先日武侠同人誌代金をご入金された方で『海底医務院』倉田宛に、送付先連絡が届いていない方がおります。至急倉田までご住所・送付先をご連絡ください。...
武侠同人誌補足告知
インフォメーションはこちらをご覧ください。http://kizurizm.com/doujin.htm なお、 先日武侠同人誌代金をご入金された方で送付先の連絡をいただいていない方がおります。 『海底医務院』倉田宛にメールが届いていないとのことです。...
エルロイ『ホプキンズの夜』
● 『血まみれの月』に続くホプキンズシリーズ第二弾。第一弾で出ていった妻は戻ってきていません……。途方に暮れる背中が痛々しい。 結論からいうと、犯人の正体がわからないうえに、その犯人の「詩人」が狂っていた前作のほうがいい出来だと思います。前作は天才対天才というコンセプトからいって秀逸でしたし、犯人のトラウマなんかもわかりやすかったし。 それを言うならば「LA四部作」にも及びませんが、エルロイだけに面白...
ボクウソついてまーした 武侠版
ボクウソついてまーしたのガイドライン
http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1130190983/
元ネタは「ドーピングコンソメスープ」で一斉を風靡した『少年ジャンプ』の『魔人探偵脳噛ネウロ』第三十四話です。結構前なんですがなぜか改変ネタにしてみました。
フ――――ンフフ―――――ンフ―――――ンフ―――――ンフ―――――ン…
フ――――ンフフ―――――ンフ―――――ンフ―――――ンフ―――――ン…
…すいませーン… ボクウソついてまーした…
日本...
ボクウソついてまーした
ボクウソついてまーしたのガイドライン http://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1130190983/ 元ネタは「ドーピングコンソメスープ」で一斉を風靡した『少年ジャンプ』の『魔人探偵脳噛ネウロ』第三十四話です。結構前なんですがなぜか改変ネタにしてみました。ちなみに武侠ネタはこちらです。 こういうののおもしろいところは、時折本質を突いたものができてしまうことでしょうか。片腕ドラゴンはこの映画をよくあらわしている...
武侠同人誌二号
● 早くも二号を作りたくてウズウズし始めました。今にして思えば、一号で協力させて欲しいという申し出があったにもかかわらず、諸事情で実現しなくて申し訳なかったりしています。ゴメンナサイ。 自分のネタとしては、岳不群自宮までの日々を外伝にしたいんですよね。彼はどうやら剣派の面々とも確執もあるし、寧中則をめぐってもいろいろあったみたいだし。若い頃は林平之タイプだったと思うんですけど、そのへんのとち狂った...
『板垣恵の激闘達人烈伝』
● 読む前に各章の達人肖像を見て、板垣先生のビジョンではこのひとたちがこう見えているのかと変な感心をしました。 板垣先生がいろんな達人と出会い、その驚異の技を記していきます。そこは板垣ビジョンなのでやけに熱いんですが、熱いからこそのよさがあります。脱線しまくりなのはご愛敬です。一番印象的だったのは忍術です。いまじゃすっかりギャグみたいに言われている忍術ですが、本気で人を殺傷する術故に練習風景は一切...
大槻ケンヂ『グミチョコレートパイン』チョコレート編&パイン編
● 17歳の少年少女、生臭い青春と性春のおはなし第二弾、および完結編。 グミ編で「黒所のくだらない奴らとは違う」とお互いを認め合った賢三と美甘子。しかあし、なんと少女はヌードを発表し新進女優としてスタートを切ってしまうのだ! 彼女の選択に衝撃を受けつつ、賢三は彼女に「好き」と言わずに「追いついてみせる!」と鼻息を荒くする。このあたり切ないんだよなあ〜。彼女はいきなりヌードになるような女だ、そんじょそ...
ミネット・ウォルターズ『女彫刻家』
● おもしろいんだけど……あー、こういうの、だいっきらい! 何が嫌いかとは言いにくいけど、巻末の解説にだいたい私と同じ感想があったのでそれを読んでいただければと思う。『半身』もそうだけど、女流作家の作品には本当にざらつく生理的に駄目なものがある。あれ、男性作家も嫌いな人はそうか。でも男性の場合は「ナメてんじゃねーよ!」と吐き捨ててあとは忘れるだけなんだけど、女性の場合だとなんとも曰く言い難いぬめっと...
結局私たちはディナーを食べる無関心な奴らだとういうこと『ホテル・ルワンダ』
● いろいろ話題の『ホテル・ルワンダ』。思えば自分は数年前に柳下毅一郎氏の『ジェノサイドの丘』を読んでいたので、そのつながりで気になり、あのテーマをした映画がスルーされる我が国の映画界は駄目駄目だ! という秘宝系の印象から注目していました。公開署名は無論しました。● 運良く同じく注目していた飯香幻さんと見てきました。単館上映ですが立ち見御礼ですごい混雑ぶりです。なんで単館上映だ! と怒りを感じたほど...
何もかも……
● 私の周囲にはファンの方もいらっしゃるので、こう書くと気分を害する方もいるとは思いますが、私は隆慶一郎氏が嫌いです。何故嫌いになったかというと、原因はいろいろありますが「何もかもが女が悪い」 という出だしの短篇があったからです。あんまりにも胸くそ悪かったんですが(おかげでタイトル失念)なんとか読んでみて、私の出した結論は「いや、確かに女も悪いけど他にも悪いことがいっぱいあっただろう!」でした。そ...
片腕ドラゴンと戦う明日
● この感想が最高です。謀略の限りを尽くして敵を惨殺する、それが片腕カンフーだ。敵はカンフーや鍛錬の末に身につけたであろう技で闘っているのに。もう誰が善か悪か分からない。カタルシスも無い。要は勝てば良いんだ、という単純なな哲学があるだけだ。異民族の王朝が次々と入れ替わった歴史を持つ中国では、その意識は日本とは比べものにならないくらい強いのかも知れない。負けることは即ち死を意味する、といっても過言で...
怒りと伝説の間『フィスト・オブ・レジェンド』
● ブルース・リー『怒りの鉄拳』のリメークです。しかし基本設定だけが同じであとは全く違います。これについては知野二郎氏が著書『香港功夫映画激闘史』において「ドニー・イェンがこれを見て、違うと考えて自分の思う形をドラマ版にした」とあって興味を持っていました。 確かに、これは違う。しかしどちらが優れているとは言い難いものがあります。脚本の洗練度でいえば本作の方が上です。日本人が悪、中国人が悪と言い切ら...
サラ・ウォーターズ『半身』
● 『このミステリーがすごい』2004年度など、各所でおすすめになっている作品ですが、はっきり言います。私はこの作品は嫌いだし、ミステリだと思えません。どちらかといえばウジウジした恋愛小説です。一言で言うと、とても黴くさい作品です。 最後のどんでん返しは確かにおもしろいかもしれませんが、さほど意外でもないし、驚きもないし、大変読んでいて胸くそが悪い……。ネタバレになるので詳しく書きませんが、同じタイプで...
スタージョン『きみの血を』
● なんだー地味じゃーんーと思っていたら最後でボディブローを喰らう、技巧派中編です。 往復書簡と回想なんかで淡々と進むから、そのまま読んでいくとウギャーとなるというつくりです。けど、実はロールシャッハテストのシーンなんか、あとで思い返すと地味だけどかなり気持ち悪いんだよな。このいやなかんじがあとからじわじわと来るんですよね、牛乳飲み過ぎたあとみたいに(たとえがよくないな)。 ネタバレになるからいろ...
楽園は何処
● 私は「非モテ」については、特に意見はありません。石原慎太郎の小説やプレスリーの映画についてたずねられても答えられないようなもので、彼らについても、彼らの主張も「あ、そう」としか思わない(理由は後述、モテるかどうか以前に後ろ向きな人とはぜんぜん性格が合わないのは確かだが)。そうしたもの抜きでここの方はおもしろいことを書くとは思いますけれども。 けど、彼らに一点だけ異議があったんです。それについては...
脳内自家中毒
● 今日は一日中歩き回っていた気がします。目的のひとつにある遠赤外線ヒーターがまったく見つからないので、仕方なしにAmazonで買うことにしてしまいました。● 着物の子が多いなあと気付けば成人式なんですね。ずいぶん昔に終わったわ……というよりもむしろ「こちとら夏でしたなあ」と思ってしまいます。ご存じですよね、雪国は夏に祝うんです。● うろうろ歩き回っているとへんなフレーズを思いつきます。「死ぬまでに 一度で...
猫 怒りの鉄拳
コイツは顔面パンチすらかます恐ろしい猫です。...
幕末ものにまったく感動しなくなった昨今
● 『新選組』スペシャルを見ていてふと思ったのですが、幕末ものが生々しくて見ていられなくなったことを痛感しました。 昔はこんなことがなかったのですが、ふっと今と地続きな時代だと感じてしまったことが原因かと。不謹慎な気がして幕末の人間を評価したり、好き嫌いをどうこうできなくなってしまいました。太平洋戦争がテーマの同人誌を見てぎょっとした経験があるのですが(大変いい本ですが、コメディタッチだったので……...
もっと邪悪な哲学でおれを魅了して欲しいものだ アハハハハ
● こんなことを『ミンサガ』のグレイさんがサルーイン神に向かって文句垂れてました。 要するに嫌味で「おめーも悪の神様のわりにつまらんこと言うな」ということであって、別に魅了されたいんではないでしょう。彼が魅了されたいのは多分クロ子だけだ。 全般的に性格悪いぞ、グレイ。 私もそんなふうに何事も縛られずに生きてみたいと思ったんですが、思えば普段からそんな生き方をしていた(しかも基本がバカだしな)。気配...
我が家があまりにも悲惨である
● 東北から東京に出ると、外気の暖かさに驚きます。氷点下でないというのはこんなに温暖なのかと暑苦しいほどです。 しかしアパートに戻ると地獄。 壊れたエアコンときれかけた蛍光灯の不協和音。そして氷のようなフローリング。カーペットをしくと滑って危険極まりないのでこれまたどうしようもない。畳が恋しい……。 シャワールームの寒さ。壁にはカビ。水はカルキ臭い。実家との落差に思わず暗澹たる気分になりますね。 と...
爆死する中国人たち
中国の地裁で農民自爆、法院長ら5人死亡23人重軽傷 私憤で炭鉱爆破、14人死亡=中国新疆 こうも立て続けに爆死されると、どういうことなんだ……とおののきます。某都知事みたいに「残虐なDNA」とか口が裂けても言えませんけど(つーか中国人のDNAなんざ日本人にも流れているんだよ、オマエのDNAも検査しろよ、三万円くらいでブライアン・サイクスがやってくれるから)。...
バカンスもそろそろおしまいだー
● 実家帰省中、にらまんじゅうと野菜炒めと酢豚をこさえたらおおむね好調で、料理に関してはやるじゃんオイラと無駄な自信をつけましたよ。こんにちは。● 実家帰省の理由のひとつ。喜多方ラーメンはやっぱりうまい。本場のは違う。水ですかね。 東京でラーメンを食べると、時折まんまるいチャーシュー脂身なしがぺろりんと申し訳程度にのっているんですが、会津生まれからすると「そのままどんぶり頭からかけるぞ、コノヤロー」...
華流に異議あり!
東「何!武侠ドラマを華流などと申す者どもがおるというのかッ!」
黄蓉「何よ。いいじゃない、韓流に続くブームで」
東「パパはよく知らぬが、なんでもそういう流れというのにはラヴアフェアーが含まれているのではないか! そもそも欲望に燃えたぎった若造どもがチャラチャラとうつつをぬかすブームとやらだ。どうせいやらしいに決まっておる!」
黄蓉「そういう考え方がいやらしいのよ!」
東「フン、パパはなーんでも知っ...

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